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小説『彼女の日常には笑顔が足りない』レビュー

実話に基づいた小説『彼女の日常には笑顔が足りない』が電子書籍で好評発売中です!

皆さんはもうお読みになりましたか。

ここではすでにお読みになった読者の皆様からいただいたご感想を一部ご紹介しています。

皆様もぜひご感想をお聞かせください!

作品紹介

彼女の日常には笑顔が足りない(EPUB版)

公式サイト価格 1,760円(税込)

 

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彼女の日常には笑顔が足りない(PDF版)

公式サイト価格 1,760円(税込)

 

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『彼女の日常には笑顔が足りない』のレビュー

女子中高生をはじめ女性に読んでもらいたい作品です。当たり前の幸せと自由を得ることは思っているよりも簡単ではないと教わりました。女の子として、女性として、彼女として、妻として、母親として私たちは生きていきます。「幸せな人生を歩みたい」、「大切な家族に笑顔や希望をたやさないでほしい」。そのために自分にできることをしたいと決意させる作品でした。そしてこの作品は男性にも読んでもらいたい作品です。そうすればきっと世界は平和なのだろうと思います。(17歳・女子高生)

 

駿のような生き方にあこがれます。責任を負えない若者が不確実な正義を貫けるのか。運命に対する考え方の変化にも注目です。心理描写を難解で抽象的な表現になっていないので理解しやすい文章です。駿と葵の生活をテンポよく描くことで何年間にもわたる二人の生活をほどよい長さの作品におさめていると思います。実話に基づいているということもあるせいか、物語の展開が読者に受け入れられやすい綺麗な構成になっています。(20代・男性)

 

小説を読んでこんなに泣いたのは初めてです。読み終わった後も3日間はふと思い出して涙が出てきました。どんどん心が崩れて複雑化していく葵の様子は、目を背けたくなるほど辛いです。駿がいくら頑張っても救い出すことのできない無力感、虚しさを感じました。それでも決して諦めない駿。駿の優しさが泣けます。(20代・女子学生)

 

中学生の娘を持つ母親です。心温まるストーリーでした。恥ずかしながらたくさん泣きました。この本は家族の在り方について考えるよいきっかけになりました。私は妻であり、母です。妻として夫を信じ、母として娘を守らなければなりません。同じ家で暮らしている娘のことを何でも知っている気になっていましたが、自分の娘のことが心配になりました。子どもは弱い存在です。子どもを守るためにはたとえ自分の夫であっても冷静な目で見る必要があります。自分の思いが夫や娘のどちらかにかたよって、誰かの悲しみに目を背けていることがないようにしたいと思います。私の娘が私の家族であることを幸せだと思っていてくれたらうれしいです。10代の子どもたちにも読んでほしい作品ですが、男女問わず大人の方にも読んでほしい作品です。(40代・女性)

 

主人公目線で書かれていることと作者の南室さんの表現力のおかげで私は読みながら自分の感情が喜怒哀楽のいろいろなところにいっていました。実話に基づいている小説ということで、今自分が誰かのためにできることはないかと考えています。自分のそばに葵のような子がいるのかもしれません。周りに目を向けて誰かの聞こえないSOSをキャッチしてあげたいです。中学生の私が読めない漢字や読み間違えそうな漢字に振り仮名がついていて、とても読みやすかったです。(14歳・女子中学生)

 

人のおこないが他の人の心に強い影響を与えることを知れる作品です。駿や葵の心を美化せずありのままに表現していて、自分に共感できる部分があるとうれしくなります。自分から見た自分と第三者から見た自分は印象が違うんだと気づかされる作品でもありました。題名にもなっている「彼女」の過去が婉曲的に描かれていて10代の子たちにも読みやすい作品になっています。特に、女子中学生や女子高生におすすめの作品です。そして、やっぱりこの作品は男性にも読んでほしいです。(10代・女子大学生)

 

心理描写が丁寧で、感情移入しながら最後まで一気に読んでしまいました。涙なしでは読めません。実写化してほしい作品です。私たちがまだ十分に手を差し伸べてあげられていない社会問題を取り上げた作品だと思います。(16歳・女子高生)

 

すぐそばにいる人を守るのは人の務めだと思いました。いつか自分に好きな人ができたら、結婚したら、そして子どもができたら僕は自分の家族を守っていきたいと思います。(17歳・男子高校生)

 

人の心の可能性を知ることができる作品です。心の働きに影響を与えるのは良くも悪くもそばにいる人間です。大切な人の心を守ることの尊さを教えてくれる作品です。その人はあなたにとって「恋人」の心かもしれません。「友達」や「家族」の心かもしれません。もしかすると未来の家族や恋人の心かもしれません。誰かを守ることに理由なんてありません。心がそれを求めたから守ると決めたのです。この作品を読んでいるとそう思えてきます。いつか誰かを守る日が来たときのために読んでおきたい作品です。中学生や高校生の子たちにぜひ読んでもらいたい小説です。保護者の方にもおすすめです。(50代・高校養護教諭)

 

・私は葵と同じ経験をしたことがあります。この作品は私のような者にも読みやすい作品だと思います。このような題材の作品を他にも読んだことがありますが、表現が直接的で読者の関心を引くことに力を入れています。けれども、本作品は表現に思いやりがあって隠れた社会問題を解決させたいという思いが伝わってきます。葵の症状はどれも実際に起こり得ることです。この作品を読んだ方たちがこれから生まれてくる子どもたちを大切に育てようと思ってくれることを願っています。(30代・女性)

 

(※ネタバレあり)子を持つ親、これから親になる人に読んでほしい。この作品を読んで、虐待をする親に対してこれまで以上に怒りが沸いた。虐待を受けた子供の心の傷は果てしなく深い。虐待までいかずとも行き過ぎた放任主義家庭で育った子供は埋めることのできない寂しさを抱えて生きていくことになる。虐待を受けて育った子供の未来を親は想像できない。年を重ねればたくましくなるものではない。その子供は大人になっても一生深い傷を負っていくことになる。小説では葵は駿に出会い、人生を変えることができた。現実で虐待を受ける子供のどれ程が駿のような人に出会えるのか。ほとんどは出会えないと思う。出会えなかった子供は、一生暗闇の中で生きていき、自らその一生を終らせるのかもしれない。駿のような人に出会わなくても健康でいられるように、親は子供に最大限の愛情を注いで育てるべきである。そんな当たり前だが大事な事を痛感した作品。(30代・男性)

 

 

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