お子様の抱えるお悩みに関するご相談承ります!
悩みを抱える子どもたち
「最近子どもの様子がどうもおかしい・・・・・・」
長年子どもを見てきた親からしてみれば、我が子が深刻な悩みを抱えているようだと感じるときがあります。
親としては学校で何かあったのかと心配になります。
親が何も聞かなくても子どもが自ら親に相談しに来ることもあれば、親が尋ねることで悩みを打ち明けることもあります。
親は子どもの性格やその悩みの内容などを考慮して、自分が学校に相談するか、子どもに相談するよう促すかを判断します。
中には、親に相談するのは恥ずかしい、親に迷惑を掛けたくないなどの思いから悩みを打ち明けない子どももいます。
子どもが親に悩みを一切打ち明けてくれないのであれば、必要に応じて親が学校に相談することになります。
このように子どもが深刻な悩みを抱えたときに【子どもが自ら学校に相談する】ケースと、【保護者が学校に相談する】ケースがあります。
それぞれのケースに分けて続きを見ていきましょう。
子どもが自ら学校に相談する
子どもが担任に相談すると、担任や学年主任が中心となって解決に向けて動き出します。
学校が粘り強くそして上手に対応することで子どもの悩みは解決していきます。
しかし、担任に悩みを打ち明けるのをためらう子どももいます。
相談したらかえって怒られるのではないか、もしくは笑われるのではないか、他の教員にも知られるのではないかと。
ナイーブになっている子どもは色々な心配をします。
特に悩みの種が担任への不満や担任から受けた嫌がらせであれば、当の本人に相談するのは困難です。
スクールカウンセラーの役割
担任などに相談できない場合に、スクールカウンセラーに相談するという手があります。
スクールカウンセラーが校内に常時待機している学校はほとんどありません。
多くの学校では週に一度だけスクールカウンセラーが来ます。
スクールカウンセラーを採用していない私立校もあります。
その場合、養護教諭が代わりに対応しています。
授業などで関わる教員とは違って学校にいながらも少し距離のある存在です。
普段関わりがない分だけ子どもは精神的負担を減らして相談できます。
カウンセリングは、相談者の意見をしっかりと聞いて心の内を理解することが基本にあります。
カウンセラーは相談者から攻撃的な発言や差別的な発言を聞いても、教員のように叱りつけることはありません。
カウンセラーが相談者の言葉を一つひとつ受けとめてくれるので、相談者は心情を吐露しやすくなります。
また、スクールカウンセラーには一部の例外(本人が自殺する恐れがある等)を除いて守秘義務があります。
相談者の打ち明けた具体的な内容が担任などに伝わらないため、生徒は安心して相談できます。
なお、養護教諭が代わりにカウンセリングしている場合、担任などに情報をそのまま流してしまい、かえって子どもの心を傷つけることがあります。
それでも解決できないことがある
上述の通り、スクールカウンセラーとのカウンセリングで本人の気持ちを和らげることができます。
スクールカウンセラーは「将来に対する漠然とした不安がある」、「大勢の生徒と一緒の教室にいるのが怖い」などの子どもの気持ちを聞き、そのネガティブな気持ちを軽減する手助けをします。
言い換えると、その子どもの中にある内的な要因を和らげます。
しかしながら、スクールカウンセラーに相談しても子どもの悩みを解決しきれないことがあります。
子どもを悩ませる要因が本人の外にある場合、スクールカウンセラーだけでは抜本的な解決は期待できないのです。
たとえば、クラス内に悪口を言ってくる人や無視するグループがいる場合はその外的要因となる子どもたちに働きかけをおこなわない限り、相談者である子どもの不安は取り除けません。
しかし、スクールカウンセラーがその教室に行って、嫌がらせをする生徒を指導することはありません。
その役割を担っているのは担任をはじめとする教員です。
教員が仲介役となって両者の話し合いの場を設けて解決していくなど、目に見える形で関係を改善しないと相談者本人の不安は消えないのです。
教員側の姿勢が解決へのカギを握る
事態を把握した担任が粘り強く問題の解決に努めれば、子どもの笑顔を取り戻せることができます。
しかし、残念なことに熱意のない教員もいます。
悩みを抱えた子どもの中には学校に対して以下のような不満を持っていることがあります。
子どもの不満
- 学校に悩みを打ち明けたが、担任が非協力的だった
- スクールカウンセラーに相談したことが担任にとって不愉快だったらしく態度が冷たくなった
- 「被害妄想では?」と担任に笑われた
- 担任に相談したら「自分で解決できるくらい強くなれ」とかえって叱られた
- いじめの加害者を具体的に挙げているのに担任はその生徒への指導を一切してくれない
自分を守ってくれるはずの教員がこのような不誠実な対応であれば、子どもの心の傷はもっと深くなります。
実際に学校が嫌になって不登校になってしまう子どもも少なくありません。
保護者が学校に相談する
次に保護者が子どもの代わりに学校に相談するケースを見ていきます。
学校の担任に相談すれば、通常担任は保護者と情報交換しながら子どもの悩みを解決していきます。
ほとんどの場合、これで解決できます。
しかしながら、保護者からの相談を軽く受けとめたり、聞く耳を持たなかったりする教員もいます。
「この年代の子にはよくあることですよ。思春期あるあるです」、「一過性のものです。大丈夫です」と言われてしまうこともあります。
ひどい場合には「学校ではなくご家庭に問題があるのでは?」と責任を押しつけてくる教員もいます。
「子どもがいじめを受けている」と訴えた場合でも楽観的な教員はいます。
「うちのクラスはいいクラスです。嫌がらせをする子はいません」
「本当にいじめがあるとしたら、私の耳にも入ってきますよ」
このように、相談した直後にいじめの存在をきっぱり否定する担任もいます。
しかし、担任であれば生徒のことを何でも知っているというのは過信です。
教員がいる時といない時とでは別の表情を見せる子どもはいます。
教員は学校の休み時間の様子、帰宅後のSNSなどのやり取りの内容を知りません。
そのため、教員が調査もせずに「私のクラスでいじめはありませんよ」、「我が校ではいじめは一切ありません」と即答することはあり得ないのです。
学校がこのような対応をしているようでは問題は解決しません。
これはいじめに限ったことではありません。
子どもの学習意欲の低下、クラスメイトの問題行動、部活動における不適切な指導など、子どもの抱える悩み事の多くは学校の協力がなければ解決できません。
学校が対応してくれない、もしくは対応に消極的なのであれば、子どもの悩みはいっそう深刻になっていきます。
教育コンサルタントの強み
当社の教育コンサルタントは中学や高校で担任として、主任として子どもの抱える問題を数多く解決してきました。
現在は悩みを抱える多くの子どもたちからの相談を受けています。
カウンセラーにできること、教員としてできることを熟知し、それぞれの長所を併用してお子さまの成長をサポートいたします。
また、お子さまや保護者の方のカウンセリングだけでなく、学校内に起きている問題の解決方法も提示いたします。
ぜひ一度ご相談ください。
対応しているご相談内容
お子さま本人が抱えている悩み
- 学校内で友人関係で悩んでいる
- 学校でいじめの被害に遭っている
- あることで学校に相談するべきか悩んでいる
- 生きることに消極的になっている
- 不登校になっている
- 転学しようか悩んでいる
- 欠席や遅刻が多くなってきた
- 自傷行為をする
- 心の病気を抱えている
- 勉強面で身が入らない
- 勉強の仕方がわからない
- 成績を上げたい
- 進路のことで悩んでいる
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